心臓病を持っている患者さんは、運動することに不安があり、なかなか有効な運動がご自身ではできないのが現実です。

当院では心臓病を持っておられる患者さんが運動を行えるスペースを確保し、リハビリテーションを行うことができるようになっております。

医師、看護師、理学療法士などが立ち合い、心電図や血圧を監視しながら、個々の患者さんに合った適切な強さを設定し、運動を行っていただきます。これにより、リスクの改善も期待でき、活動範囲を広げたり、心臓病の再発予防などが期待できます。

さらに、当院の心臓リハビリテーションのチーム内には、栄養管理士や薬剤師も在籍しており、食事のことや薬のことに関して、チーム一丸となって患者さんをサポートさせていただきます。

リハビリテーションの通院頻度は、週1〜3回程度が理想ですが、難しい場合は、月に1回でも結構です。しかし、継続して運動することに意味がありますので、当院でのリハビリテーションをヒントに、日常生活の中に少しでも運動を取り入れていただければ意味があると考えております。

一度リハビリテーションを受けていただき、通院頻度に関してはそれぞれ相談させていただきます。